南アのチャンピオンはナタール・シャークス！　３年ぶりに王座奪還

　南アフリカの国内最高峰大会、「カリーカップ」の1部リーグ（プレミア・デヴィジョン）決勝が現地時間26日にケープタウンで行われ、ナタール・シャークスが33−19でウェスタン・プロヴィンス（WP）を下し、3年ぶり7度目の栄冠に輝いた。
　シャークスはSHシャルル・マクラウドのインターセプト独走トライなどで前半を19−13とリード。後半は、ペナルティゴールで得点を重ねるWPに対し、シャークスはSOパトリック・ランビーのドロップゴールなどで応酬。57分にはHOビスマルク・デュプレッシーの見事なオフロードが活きて敵陣深くに入り、素早いリサイクルからSHマクラウドが再びゴールラインを越えて勝利を引き寄せた。

　なおこの試合では、引退を決めていた世界的名レフリーのジョナサン・カプラン氏（46歳）が笛を吹き、20年以上におよんだファーストクラスレフリングの最後の仕事を終えている。