海外
2013.08.11
まさにブランビーズの偉大なる英雄! ジョージ・スミスに10度目の大賞
古巣ブランビーズの助っ人として3年ぶりにスーパーラグビー復帰を果たし、9年ぶりの決勝進出に大きく貢献したジョージ・スミスが、8月10日、チームの年間最優秀選手賞にあたる『ブレット・ロビンソン・プレーヤーズ・プレーヤー賞』に輝いた。過去11シーズンを含めて、ブランビーズ選手として最多の142試合に出場してきたジョージ・スミスが、同賞トロフィーを獲得したのはこれで10度目。
負傷者発生によるSOSに応えて、2月末に途中合流したため、2013スーパーラグビー大会序盤の5試合には参加できなかったが、チームメイトからの最高評価を集めた。
日本では、サントリーサンゴリアスに所属し、ジャパンラグビートップリーグで2季連続のリーグ戦MVPに選ばれたオープンサイドFLは、33歳になったいまでも世界中のトッププレーヤーたちが尊敬の念を抱く偉大なハードワーカーだ。一度はインターナショナルゲームから引退したものの、周りから代表復帰を熱望され、今年7月のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦で約4年ぶりにオーストラリア代表の7番をつけた。テストマッチキャップ数は111。
今秋からは再び、サンゴリアスのジャージーを着て日本でプレーする。
なお、ブランビーズ表彰式では、ベストバックにCTBクリスチャン・リアリイファノが選ばれ、ベストフォワード賞はNO8ベン・モーウェンが受賞、最優秀新人賞はCTBテヴィタ・クリンドラニに贈られた。
ブランビーズ最高賞を再び手にしたジョージ・スミス。トップリーグの3季連続MVPもありうる
(撮影:松本かおり)