海外 2013.04.17

豪代表WTBドリュー・ミッチェル 仏トゥーロンへ移籍

豪代表WTBドリュー・ミッチェル 仏トゥーロンへ移籍


DM


スーパーラグビーでミッチェルが見られるのは今年が最後になるかもしれない
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)


 


 


 オーストラリア代表のWTBドリュー・ミッチェル(29歳)が今季限りで所属するワラタスを去り、フランスのトゥーロンへ移籍することが確実となった。以前から噂されていたが、17日、オーストラリアラグビー協会(ARU)が同選手と来季の契約を結ばなかったことを発表。『シドニー・モーニング・ヘラルド』紙によれば、ARUとワラタスは残留を望んだものの、資金力豊富なトゥーロンの2年契約オファーには勝てなかった。
 ミッチェルは2005年にオーストラリア代表デビューして以来、63キャップを獲得。ワールドカップは2大会(2007、2011)に出場し、往年の名選手デイヴィッド・キャンピージに並ぶ同国歴代2位タイのワールドカップ10トライを記録した(1位はクリス・レイサムの11トライ)。
 6月と7月に行われるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとのテストシリーズに意欲を見せているミッチェルだが、4月12日に発表された代表候補のキャンプメンバーからは外れており、選出は微妙な状況になっている。
 新天地となるトゥーロンには、親友である元オーストラリア代表のCTBマット・ギタウがおり、南ア代表のWTBブライアン・ハバナも来季からチームメイトとなる。


 

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