国内
2013.03.27
全三菱ラグビー倶楽部が創部85周年を記念して台湾へ
台湾でラグビー交流を行った全三菱ラグビー倶楽部(赤白ジャージー)
三菱グループ各社のラグビー部から選出された選手たちで構成された全三菱ラグビー倶楽部が、創部85年を記念して台湾遠征を実施した(3月15日〜18日)。南に飛んだのは、三菱重工相模原ダイナボアーズの6選手(PR井上恭兵など)を含む33名。ダイナボアーズの高岩映善監督もアドバイザーとして同行し、2試合を戦った。
台北市百齢橋ラグビー場で行われた試合は台湾協会と台北市協会の協力を受け、全三菱A×台湾選抜、全三菱B×台北市チームのカードが実現した。
台湾代表選手10名を含む台湾選抜はフィジカル面が強力だった。攻撃時の集中力も高かったが、全三菱Aは基本に忠実なプレーとスピードで対抗、50−17で勝利を飾った。
台北市チームは台北体育学院の学生を中心に編成されたチームだった。若さあふれるプレーを前面に出して奮闘した同チームは46−14と圧倒。全三菱Bは敗れた。
今回の遠征では、台湾協会にも太いパイプを持つ現地の邦人ラグビークラブ「FIVEWOODS」が運営面で協力。また試合後のレセプションでは、台湾協会から感謝の気持ちが伝えられた。
「これだけレベルの高い国際試合を台湾国内で行うことは滅多になく、全三菱ラグビー倶楽部に感謝します。これを機会に日台のラグビー交流を深めていきたい」
楕円球でつながった友情に、中華民國橄欖球協會の李理事長もとても嬉しそうだった。
台湾選抜(緑)と全三菱Aの選手たち
台北市チーム(青)と全三菱Bの選手たち