ウエールズがまたもトライ許さず３連勝　欧州６カ国対抗連覇に望み

　シックスネーションズ（欧州６カ国対抗戦）の第４節２試合が現地時間３月９日にエディンバラなどで行われ、ウエールズは28−18でスコットランドに勝って優勝争いに残り、まだ白星なしのフランスは13−13でアイルランドと引き分けた。

　開幕戦でつまずいたものの、その後手堅いディフェンスを武器に２連勝していた前年王者のウエールズは、スコットランド相手にもトライを許さなかった。攻撃ではHOリチャード・ヒバードがインゴールに突進するなどして前半を13−12で折り返すと、首の怪我から復活したFLサム・ウォーバートンを筆頭にFWがフルタイムで奮闘。敵陣でペナルティを得るとFBリー・ハーフペニーがキックで得点を重ね、接戦をものにした。

　現在３勝０敗でトップに立つイングランドは、10日に地元トゥイッケナム・スタジアム（ロンドン）でイタリアと対戦する。そして今月16日の最終節では、優勝の可能性があるイングランドとウエールズが、ミレニアム・スタジアム（カーディフ）で直接対決を行う。