アイルランド代表主将はヒースリップ　故障明けオドリスコルはプレー専念へ

　アイルランド代表のデクラン・キドニーHCは、２月２日に開幕するシックスネーションズ（欧州６カ国対抗戦）に向け、故障明けのCTBブライアン・オドリスコルに代わり、NO８ジェイミー・ヒースリップを主将に指名した。
　アイルランド代表として120キャップを持ち、長きにわたってチームを鼓舞し続けてきた闘将オドリスコルは、昨年10月末に左足首を手術し、１月４日にレンスターの13番を着て公式戦に復帰したばかり。指揮官は、まもなく34歳の誕生日を迎える偉大なるベテランCTBが自身のパフォーマンスに専念できるようにと、昨秋のテストマッチ２試合でチームを牽引した29歳のヒースリップに、再び大役を任せることにした。
　４年ぶりの王座奪還を目指すアイルランド代表は、開幕戦で前チャンピオンのウエールズ代表と対戦する。

アイルランド代表として52キャップを持つヒースリップ。2015年W杯でも主将を務める可能性が高まってきた
（撮影：早浪章弘）