女子 2013.01.11

発展途上のアルゼンチン女子 セブンズWS、そして打倒ブラジルに挑む

発展途上のアルゼンチン女子 セブンズWS、そして打倒ブラジルに挑む


usa sevens


 


 来月1日と2日にアメリカのヒューストンで開催される「IRB 女子セブンズ・ワールドシリーズ 第2戦」には、女子7人制日本代表のほかに、アルゼンチン、ブラジル、ロシア、南アフリカ、トリニダード・トバゴが招待される。優勝争いはコアチームと呼ばれる世界トップ6カ国、ニュージーランド、オーストラリア、イングランド、オランダ、カナダ、アメリカを中心に展開されるかもしれないが、歴史的一歩を踏み出す初出場の女子7人制アルゼンチン代表にとっては、強豪国との試合経験こそが大きな財産となるだろう。
 彼女たちを指導するのは、セブンズ界のレジェンド、サンティアゴ・ゴ
メス・コーラ。男子のセブンズ・ワールドシリーズで通算最多トライの世界記録(230トライ)を持ち、歴代得点ランキングでも5位に輝くアルゼンチンの英雄だ。
 7人制ラグビーのスペシャリストから学んでいる女子アルゼンチン代表
は、2月のヒューストン大会で南アフリカ、カナダ、アメリカと同じプールBに入った。第1戦・ドバイ大会の準優勝国である南アと、コアチームの北米2強が相手であり、1勝を挙げることさえ難しいかもしれないが、2月下旬にはワールドカップ・セブンズ2013モスクワ大会の出場権(1枠)をかけた南米予選を控えており、弾みをつけたいところだ。
 ちなみに、2004年から公式に始まった南米女子セブンズ選手権大会では
ブラジルが8連覇中。そのブラジルはワールドシリーズ第2戦のヒューストン大会で、日本女子と同じプールCに入っている。



(情報提供:IRB)

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