国内 2012.12.23

東海大が全国大学選手権4強入り! 明治大との激闘制す

東海大が全国大学選手権4強入り! 明治大との激闘制す

 国立行き最後の切符をつかんだのは関東大学リーグ戦チャンピオンの東海大だった。12月23日、東京・秩父宮ラグビー場で第49回全国大学ラグビー選手権大会のセカンドステージ最終節が行われ、プールCの東海大は明治大との全勝対決を45−36で制した。
 強力FWを擁する両チームの激闘。12点差を追う明治大が後半早々に2トライを返し同点に追いつくが、東海大は54分にFL谷昌樹のトライで再びリードする。その10分後にはスクラムからの展開でWTB石井魁が駆け抜け、差を広げた。その後、互いに1トライずつ挙げ、明治は76分にモールドライブで9点差に迫ったが、逆転劇は生まれなかった。



 この日、4連覇の偉業に挑む帝京大と、4季ぶり16度目の優勝を狙う早稲田大もセカンドステージを3勝0敗で勝ち抜き、ファイナルステージ進出が決定。プールDの帝京は48−12で立命館大の挑戦を退け、プールBの早稲田は61−8で大阪体育大を圧倒した。
 先週末に筑波大がプールAの1位通過を決めていたため、今シーズンの大学4強
は、関東大学対抗戦チームが3校、関東大学リーグ戦からは1校となった。


 


 なお関西王者の天理大は、セカンドステージ最終戦で流通経済大に24−36で敗れている。初戦で早稲田大に黒星を喫し、波に乗ることはできなかった。
 また、ファーストステージから上がってきた九州チャンピオンの福岡工業大は、ホームで拓殖大に12−62で敗れ、目標だったセカンドステージでの勝利はならなかった。4プールのなかで勝点が最も少なかった福岡工業大が所属する九州リーグは、来季の全国大学選手権大会もファーストステージからの参加となる。



 今季ファイナルステージの組み合わせ抽選会は12月24日に実施。準決勝は来年1月2日、決勝は1月13日に、東京・国立競技場で行われる。


 


 


【セカンドステージ 結果&星取表】


49 1223


 

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