国内 2012.11.16

帝京大が明大との全勝対決へ HO泉は「泥臭くひたむきなプレーをする」

帝京大が明大との全勝対決へ HO泉は「泥臭くひたむきなプレーをする」

 大学選手権3連覇中で、今季も関東大学ラグビー対抗戦Aで開幕5連勝中の帝京大は18日、東京・秩父宮ラグビー場で明大と戦う。HO泉敬主将を先導役とし、5戦負けなしの相手との全勝対決に挑む。



 明大には8月18日、長野・菅平での練習試合で31−35と敗れている。前年度まで控え選手だったHO泉主将は当時、自分がリーダーとしてどうあるべきかで悩んでいた。「春から、自分のキャプテン像はなんだ、考えていました」。数日後、岩出雅之監督から「お前のキャプテン像は何や」と聞かれた。大阪の常翔学園高出身、身長175センチ、体重105キロのフロントローは、「泥臭くひたむきなプレーをする(タイプのリーダーだ)と気づかされた。そこから自分に厳しくなった」。同月26日、早大とのゲームを43−0で制した。



 オフは喫茶店へ行き、郷里の父から送られてくる本を読む。「自分のなかで頭を整理できていないところがいまもあるんです。言葉の数を増やして、それを活かせれば」。帝京大 対 明大の一戦は14時、キックオフ。


 


(文・向 風見也)


 

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