海外 2012.06.26

不運続きの元イングランド代表主将ティンドル 選手兼コーチで再出発

不運続きの元イングランド代表主将ティンドル 選手兼コーチで再出発


glouster


 


 


 プレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)のグロスターは25日、元イングランド代表主将のCTBマイク・ティンドルと新たな1年契約を結んだと発表した。一度は同チームを退団することが報じられていたものの、75キャップを持つ33歳のベテランは、選手兼コーチとして2012−13シーズンに臨む。
 2003年ワールドカップの優勝メンバーであり、昨年のNZ大会にも出場した世界的プレーヤーだが、グロスターで新たな2年契約を求めたティンドルに対し、ブライアン・レッドパスHC(当時:ヘッドコーチ)やチームは難色を示したため、2011−12シーズン限りでの退団が今年4月に明らかになっていた。しかし、フランスのスタッド・フランセやトゥーロンなどが移籍先として浮上したものの、交渉はまとまらず。さらに、グロスターの指揮官がナイジェル・デーヴィス氏に替わり、ティンドルの知識と経験を必要としたことから、バックスとディフェンスのコーチとしても働いてもらうことが決まった。
 エリザベス女王の孫娘ザーラ・フィリップスさんと新婚生活にありながら、昨年のワールドカップ中に浮気騒動を起こしたティンドル。チームに悪影響を与えたとしてイングランドラグビー協会(RFU)から15,000ポンド(約200万円)の罰金を科され、今年のシックスネーションズ(欧州6カ国対抗)ではイングランド代表から落選するなど不運が続いているが、指導者としての目標もでき、来季の奮起が期待される。


 

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