パナソニックのHO堀江とSH田中　NZオタゴに挑戦　アジア５カ国は欠場へ

　パナソニックワイルドナイツのHO堀江翔太とSH田中史朗が、ニュージーランド州代表選手権（ITMカップ）を戦う古豪オタゴに加わることが濃厚となり、日本ラグビーフットボール協会は31日、日本代表選手でもある彼らはアジア５カ国対抗戦へ向けた合宿に不参加すると発表した。
　15人制日本代表の岩渕健輔GMは、「堀江、田中の両選手については、所属チームのパナソニックを通じて、オタゴチームと契約を結ぶ可能性があるとの連絡を受けました。日本代表合宿の集合が４月２日に迫っていることから、今回の合宿に関しては、両選手の不参加を認める判断をしました。ぜひとも２人の海外挑戦が実現し、有意義な経験が積めることを期待しています」とエールを送った。
　また、サントリーサンゴリアスのCTB平浩二も、コンディションチェックにより今季ベストのパフォーマンスが難しいと判断されたため、アジア５カ国対抗の日本代表メンバーから外れることが決定。
　これにともない、HO木津武士（神戸製鋼コベルコスティーラーズ）、SH内田啓介（筑波大）、CTB森川海斗（ホンダヒート）の３名がジャパンに追加される。