王者サントリーにボンド、仲宗根らが加入　米代表クレバーは移籍へ

　トップリーグと日本選手権の２冠を達成したサントリーサンゴリアスが23日、2011年度シーズンを持って退部する選手５名と、2012年度から新加入する６名を発表した。

　13年間在籍したHO山岡俊、早稲田大出身の人気選手だったSO曽我部佳憲、日本体育大卒のPR小川真也、そして元U19日本代表BK小田龍司の退部が決定。アメリカ代表主将として昨年のワールドカップでも活躍したバックローのトッド・クレバーはNTTコミュニケーションズへの移籍が濃厚と見られる。

　新戦力としては、帝京大の大学選手権３連覇に貢献したLOティモシー・ボンドが加入し、充実したセカンドローの層を厚くする。リーダーシップに優れるルーキーが多く、慶應義塾大でキャプテンを務めたCTB仲宗根健太、法政大のキャプテンだったWTB/FB竹下祥平、明治大副将としても活躍したHO鈴木亮大郎が新たに加わる。それに、関東大学リーグ戦を制した流通経済大の中心選手だったLO萩澤正太、瞬発力高い関西学院大のSH芦田一顕も、連覇を目指すサンゴリアスの一員となる。

 ＜2011年度　退部選手＞

＜2012年度　加入選手＞