各国代表 2012.03.08

2011W杯優勝監督ヘンリー氏 今度はアルゼンチン代表強化へ

2011W杯優勝監督ヘンリー氏 今度はアルゼンチン代表強化へ

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名将グレアム・ヘンリー


 



 母国ニュージーランドで24年ぶりのワールドカップ優勝という大仕事を成し遂げ、オールブラックス監督を退任したグレアム・ヘンリー氏が、今度はアルゼンチン代表のスタッフとして国際ステージへ戻ってくることが明らかになった。


 アルゼンチン・ラグビー協会は7日、テクニカル・コンサルタントとしてヘンリー氏と4月からの1年契約を結んだと発表。同氏はアルゼンチン協会のハイパフォーマンス部とともに、コーチングとプランニングの向上に努める。アルゼンチンは今年から初めて南半球対抗戦に加わることが決定しており、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカという“世界ビッグ3”とともに「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」を戦うことから、世界的名将はアルゼンチンにも滞在しながら代表指揮官のサンティアゴ・フェラン氏をサポートする。
 ニュージーランド・ラグビー協会も、新たな仲間となる南米の雄のさらなる発展を望んでおり、NZ国内ハイパフォーマンス部門の先生的立場であるヘンリー氏を助言者として求めたアルゼンチン協会の協力要請に、快く応じた格好となる。
 65歳のグレアム・ヘンリー氏は、2004年から2011年にかけてオールブラックス監督としてテストマッチ103試合で指揮を執り、88勝15敗(勝率85.4%)。IRB(国際ラグビーボード)の年間最優秀コーチ賞は5回も受賞している。


 

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