レベルズのLOアダム・バーンズ　目つぶしで10週間の出場停止

アダム・バーンズ

　南半球スーパーラグビーを統轄するSANZAR（南アフリカ・ニュージーランド・オーストラリアの連合組織）は４日、メルボルン・レベルズのLOアダム・バーンズに対し、10週間の出場停止処分を科したと発表した。
　バーンズは２日に行われたワラタス戦で相手CTBトム・カーターに目つぶし行為を行い、それを確認できなかったレフリーから反則疑惑として、今季導入されたばかりの『ホワイトカード』を受けていた。カーターの右目から鼻にかけてのかき傷を示す医学的証拠やビデオ検証、それに４時間半におよぶヒアリングなどの結果、裁定するジュディシャル・オフィサーは「ラックでの不正行為を確認する十分な証拠があった」と判断し、厳罰を言い渡した。
　レベルズは不服申し立てをする予定だが、処分通りならば、ロシア代表として昨年のワールドカップにも出場したパワフルFWは、大会後半の５月20日まで試合に出場できない。