国内 2012.03.03

サニックスSO/CTB小野 「自分が評価されているのはわからない」

サニックスSO/CTB小野 「自分が評価されているのはわからない」

 今季ラグビートップリーグ(TL)のベストフィフティーン。CTBのうち1人は、サニックスのSO/CTB小野晃征となった。各チームの監督、主将、記者による投票で決まった。
 幼少期からニュージーランド・クライストチャーチで育ち、国内でのプロ生活は5年目の日本人選手だ。ここ数年間で評価を高めたが、「メディア(自分の記事が載った新聞・雑誌等)はあんま読めないので、自分が評価されているのはわからないんです。でも、こうやって個人で評価されたというのは、チームの中でも活躍したのかなと。見てくれている人に感謝しています」と話した。
 当時のジョン・カーワンヘッドコーチ(HC)に抜擢され、2007年ワールドカップ・フランス大会に出場。それ以来離れている国際舞台への復帰も期待される。2月27日に都内であったTL表彰式の直前、現サントリー監督で日本代表新HCのエディー・ジョーンズと英語で話しながら化粧室から出て来た。周辺取材によれば、その時の両者は「2人でいた」ようだが、本人によれば「マイケル・リーチ(東芝FL)と3人でした。エディーさんに『次の相手は?』『怪我人は?』と聞かれ、ちょうどリーチの身体に僕の肘が当たったので、『今、僕が骨折しました』と言って笑っていました」。小野の所属するサニックスは3日、豊田自動織機(下部リーグ上位によるトップチャレンジで4位)との入替戦に臨む(福岡・グローバルアリーナ)。


(文・向 風見也)


 

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