シャークス　元南ア代表CTBジェイコブスと再契約せず

エディ・ジェイコブス

　南アフリカのインド洋に面したリゾート地・ダーバンに本拠地を置くシャークスは22日、元南アフリカ代表であるCTBエディ・ジェイコブスの退団を発表した。チームは若返りを進めており、同ポジションではマリアス・ジュベールやマイヤー・ボスマンといった中堅選手も奮闘しているため、31歳のジェイコブスを切った形となる。
　2000年にファルコンズでプロのキャリアをスタートさせ、翌年、21歳の若さでスプリングボクス（南ア代表）デビューを果たしたカラードの人気選手。2004年から強豪シャークスの一員となり、159試合（カリーカップ71試合、スーパーラグビー88試合）出場で36トライを記録した。
　身長178センチ、体重95キロと南アのトップ選手としては小柄だが、走るコース取りとハンドスキルに長け、今年はワールドカップスコッド入りこそならなかったものの、7月のトライネーションズ2試合に出場して34個目のキャップを獲得した。
　一部報道では、ブルズへのアプローチは不成功に終わったといわれ、西ケープ州出身であることから、故郷にホームグラウンドを持つウェスタン・プロヴィンス（ストーマーズ）かボーランド・キャヴァリアーズ入りが有力視されている。