セブンズ 2011.11.11

2008年南ア最優秀新人R・エバーソン 7人制に復帰

2008年南ア最優秀新人R・エバーソン 7人制に復帰

 南アフリカラグビー協会は11日、今季セブンズ・ワールドシリーズに挑むブリッツボッカ(7人制南アフリカ代表)のスコッド14名を発表し、2008年の南アフリカ最優秀新人であるCTBロバート・エバーソンが3季ぶりに7人制ラグビーに復帰することが明らかになった。双子の弟シアスとともにチーターズの中心選手であるロバート・エバーソンは、来年はじめには15人制に戻り、2月24日開幕のスーパーラグビーに出場予定のため、セブンズ・ワールドシリーズ参戦は第1戦のオーストラリア大会(11月25〜26日)、第2戦ドバイ大会(12月2〜3日)、そして第3戦の地元南アフリカ大会(12月9〜10日)までとなる。
 身長180センチ、体重87キロと体は細いが、恐れ知らずのタックルと視野の広さを活かしたスピードランが魅力で、スプリングボクス(15人制南アフリカ代表)入りを期待する声も多い。現在22歳であり、2015年のイングランド(ワールドカップ)か2016年のリオデジャネイロ(オリンピック)が大きなターゲットとなる。
 南アフリカがセブンズ・ワールドシリーズの総合チャンピオンに輝いたのは過去一度だけで、今季は2008−2009シーズン以来の栄冠獲得を目指す。
 なお、2011年のIRB(国際ラブビーボード)セブンズ最優秀選手であるセシル・アフリカは頬骨の骨折から回復しているが、準備不足のため開幕戦は欠場する見込み。


 

PICK UP