NZ・仏ともに3度目のW杯決勝戦 大接戦なら史上初のPK戦へ
ウェブ・エリス・カップの栄冠に輝くのは開催国ニュージーランドか、それとも初優勝を狙う予測不可能のフランスか。
もしフルタイム80分間を戦って同点の場合、前後半10分間ずつの延長戦に入ります。それでも決着がつかない場合は、5分間の休憩をはさんで最大10分間のサドンデスに突入。ペナルティゴールでもドロップゴールでもトライでも、得点が入った時点で試合終了です。万が一、サドンデス戦でスコアに変化がない場合は、5人ずつのプレースキック(PK)戦でチャンピオンを決めます。1995年大会と2003年大会の決勝は延長戦にまでもつれており、もしかしたら、史上初のPK戦決着があるかもしれません。
ちなみに、これまでのワールドカップ決勝戦で最も点差が開いたゲームは、1999年大会のオーストラリア対フランス戦(35-12)。最小点差ゲームは、1995年大会の南アフリカ対ニュージーランド戦(15-12)と、2003年大会のイングランド対オーストラリア戦(20-17)です。決勝戦で4トライ以上奪ったチームはありません。
≪ラグビーワールドカップ決勝戦のいろんな記録≫
【最多決勝進出】 3回
NZ(1987、95、2011) フランス(1987、99、2011) オーストラリア(1991、99、2003) イングランド(1991、2003、07)
【最多優勝】 2回
オーストラリア(1991、99) 南アフリカ(1995、2007)
【最多得点ゲーム】 47点
オーストラリア 35−12 フランス(1999)
【最少得点ゲーム】 18点
オーストラリア 12−6 イングランド(1991)
【最多トライゲーム】 4本
NZ(3本) − フランス(1本) 1987
【最多DGゲーム】 3本
南アフリカ(2本) − NZ(1本) 1995
【最多得点選手】 25点
マシュー・バーク(オーストラリア/対フランス 1999)
【最多トライ選手】
2本以上挙げた選手なし
【最多DG選手】 2本
ジョエル・ストランスキー(南アフリカ/対NZ 1995)