ワールドカップ 2011.10.15

勇ましき14人のウエールズ 奮闘実らず フランスが決勝進出

勇ましき14人のウエールズ 奮闘実らず フランスが決勝進出

 2011ラグビーワールドカップNZ大会は15日、オークランドのイーデンパークで準決勝第1試合が行われ、フランスが9-8でウエールズを破り決勝進出を決めた。前半19分、主将のFLウォーバートンが危険なタックルで一発退場となり14人となったウエールズだが、魂のこもったタックルと力強い走りは最後まで衰えず、フランスを苦しめた。しかし、押され気味だったフランスは少ないチャンスで確実にペナルティゴールを決め、リードを奪う。6点差を追うウエールズは後半59分、SHフィリップスがトライを奪い1点差とするも、フランスは試合終了までに相手の倍以上となる126本のタックルを放ち、リードを守り切った。
 フランスは1999年大会以来3度目の決勝進出。準決勝のもう一試合、ニ
ュージーランド対オーストラリアの勝者と23日に激突する。


(文・竹中 清/オークランド)


 

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