帝京大BKリーダー南橋　「仲間のために身体を張る」

　今季、大学選手権3連覇を狙う帝京大は、南橋直哉がBKリーダーを務める。主将SO森田佳寿、副将SH滑川剛人と、1年時から活躍していた選手とともにリーダーシップをとることとなるが、自らは言葉よりも「身体を張ってチームを引っ張る」ことを意識している。
　果敢なタックルが長所の南橋は、伏見工業高3年時の花園予選のさなか、「メンバー外の3年生」を見て、「仲間のために身体を張る」という意識をより強くした。大学でも今年が最終学年だが、「戦略面は森田と滑川が考えてくれている。自分はプレーでまず泥臭いことをする」と、「仲間のために身体を張る」タイプのリーダーを目指している。

（文／向 風見也）