国内
2011.06.23
日本代表 トップリーグ選抜とチャリティーマッチ「アウェー感」
7月2日からのパシフィック・ネーションズカップに先立ち、今月26日に東日本大震災復興支援チャリティーマッチに挑む日本代表。22日の練習を終えたジャパンの面々はこの一戦を「楽しみ」と口にするが、相手のトップリーグ選抜には先日まで同代表スコッドに名を連ねた選手も多いとあって、重圧を感じる向きもあった。
FL/NO8マイケル・リーチ(東芝)は「すごい楽しみ。箕内さん(拓郎=NTTドコモ/03、07年ワールドカップ日本代表主将)、松原さん(裕司=神戸製鋼/07年ワールドカップ日本代表)とか、(出場選手の数名は)ずっとテレビで観てましたから」。SH日和佐篤(サントリー)も「ジョージとやれるのは楽しみ」。昨季、所属先のサントリーで現役を終えた豪州代表139キャップのSHジョージ・グレーガンとのマッチアップを望んでいた。
一方、春の代表スコッドに入りながら現在のラインアップから外れたPR金井健雄(サントリー)、WTB山田章仁、FB田邉淳(以上パナソニック)がトップリーグ選抜の一員であることに触れ、SH田中史朗は「トップリーグ全員がトップリーグXV(トップリーグ選抜)を応援していると思う。代表でもアウェー感がある」と口にし、LO大野均は「ファンとしては楽しみですけど、やる方としてはいやだな」と苦笑していた。
(文/向 風見也)