海外 2011.06.21

スーパーラグビーのプレーオフでPK戦採用 実力伯仲で実現?

スーパーラグビーのプレーオフでPK戦採用 実力伯仲で実現?

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 南半球最強クラブチームを決める大会「スーパーラグビー」を統括するSANZAR(南アフリカ・ニュージーランド・オーストラリアによる3カ国連合組織)は21日、今週末から始まるプレーオフの概要を発表し、延長戦で勝敗が決まらない場合、PK戦で決着をつけることが明らかになった。
 80分間のレギュラータイムで同点ならば、5分間の休憩をはさみ、前後半10分間ずつの延長戦を実施する。なおも得点が並ぶ場合は、新たな10分間でサドンデスの勝負へ(先に得点したチームの勝利)。それでも決着がつかない場合はPK戦となり、両チームから5人ずつが参加。3カ所の決められた地点(22メートルライン上の、ポスト正面・左右サイド15メートルライン)からプレースキックを蹴り合い、成功数の多い方が勝者となる。
 スーパーラグビーをはじめとする大きな大会で、PK戦まで試合がもつれることはまれだが、2009年のハイネケンカップ(欧州最強クラブ決定戦)準決勝では、レスター・タイガース(イングランド)とカーディフ・ブルーズ(ウエールズ)がPK戦を行っており、カーディフの8人目失敗で決着がついた例がある。


 

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