海外 2011.05.29

サラセンズが鉄壁の守りでプレミアシップ初優勝 レスター3連覇ならず

サラセンズが鉄壁の守りでプレミアシップ初優勝 レスター3連覇ならず

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 イングランドのプレミアシップ決勝戦が28日にトゥイッケナム・スタジアムで開催され、サラセンズが22−18でレスター・タイガースを破り、初優勝に輝いた。
 レギュラーシーズン1位のレスターと、同2位のサラセンズがプレーオフを勝ち上がり、2年連続で同じ顔合せとなった頂上対決。前半5分、レスターはSHベン・ヤングスがイエローカードをもらう厳しい立ち上がりとなり、サラセンズがSOオーウェン・ファレルのペナルティゴール(PG)で先制した。ファレルはこの試合、6本のプレースキックをすべて成功させ、チームに流れを呼び込んだ。
 レギュラーシーズン22試合中、4トライ以上奪ったゲームはわずか2試合のみ、退屈なチームと酷評されることもあったサラセンズだが、6−6で迎えた前半29分、WTBジェームズ・ショートがこの試合で唯一となる貴重なトライを挙げる。相手22メートルラインを中央突破したHOスカルク・ブリッツから、左サイドでパスをもらうと、WTBショートはレスターのFBスコット・ハミルトンを振り切って、左隅にダイブした。
 3連覇を狙ったレスターは、今季プレミアシップ最優秀新人賞に輝いたCTBマヌー・トゥイランギが、準決勝のノーサンプトン・セインツ戦で暴力行為を行ったため決勝出場は不可となり、攻撃力が低下していた。それでも、SOトビー・フラッドのPGで得点を重ね、僅差のまま激闘は続く。
 サラセンズ4点リードのまま残り時間4分を切ったところで、弟の分まで奮闘するレスターWTBアレサナ・トゥイランギが左サイドラインを駆け上がり、22メートルラインに迫ったが、サラセンズHOブリッツが身長185センチ・体重117キロの巨漢を止めた。それでもラストチャンスにかけるレスターは、残り1分を相手22メートル内で戦い、怒とうの攻撃を展開。しかしついに、サラセンズの鉄壁を崩すことはできなかった。
 12チームで最も攻撃力の評価が低かったサラセンズだが、リーグ最少失点(318)のディフェンス力は決勝戦でも大きな武器となり、プレミアシップ2010−2011シーズンの頂点に立った。


 

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