ワールドカップ 2011.04.04

フランス代表PRドミンゴ 右膝負傷でワールドカップ出場は厳しい状況に

フランス代表PRドミンゴ 右膝負傷でワールドカップ出場は厳しい状況に

 フランス代表のルースヘッドPRであるトーマ・ドミンゴが、クラブゲームで右膝の十字靱帯を損傷し、ワールドカップ出場が微妙な状況になった。
 ドミンゴは2日、所属するクレルモン・オーヴェルニュの先発として、フランス選手権トップ14のビアリッツ戦に出場し、負傷。検査の結果、近日中に手術を行う予定で、クレルモンでの今シーズン出場は絶望になったとチームが発表した。クレルモンは現在、トップ14の5位につけており、プレーオフ進出の可能性は高い。また、今週末には欧州チャレンジカップの準々決勝を戦うことが決まっている。
 一般的に、完治までは6カ月かかるといわれており、9月9日開幕のワールドカップに間に合わせるのは至難の業。レ・ブルーの「1番」を期待されるドミンゴは、今年のシックスネーションズでは5試合中4試合で先発出場していた。
 フランス代表のマルク・リエヴルモン監督は5月11日にワールドカップスコッド30名を発表する予定であり、難しい決断を迫られることとなる。

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