スーパーラグビー初優勝狙うストーマーズに黄信号　ピーター・ロー今季絶望

　悲願のスーパーラグビー制覇に向け、開幕から無傷の5連勝で首位を走っていたストーマーズに黄信号がともった。主将スカルク・バーガーが怪我で不在の間、代わりに「6番」を背負い奮闘していたFLピーター・ローが、膝の故障でスーパーラグビー期間中の復帰は絶望的と診断されたのだ。ローは3月26日に行われたフォース戦の前半で膝を痛め、途中退場。レントゲン検査の結果、手術は避けられない状況だと地元の複数メディアが伝えた。

　U19、U21代表として世界一を経験した26歳は、スプリングボクスへの階段を着実に上っていた途中であり、今シーズンはNO8デュアン・フェルミューレン、FLフランソワ・ローとともに最強のバックローを形成していた。

　チームの緊急事態を受け、主将バーガーは戦列復帰に踏み切り、22歳の有望株ニック・コスターも準備を整えている。