来日中のNZUはベテラン、若手のバランスよし。きょう(5/24)阪神バーバリアンズ戦
5月27日に秩父宮ラグビー場でU20日本代表と戦うNZU(ニュージーランド大学クラブ代表)が、本日(5月24日)、阪神バーバリアンズと戦う。
阪神バーバリアンズはNTTドコモレッドハリケーンズ大阪、コベルコ神戸スティーラーズ、花園近鉄ライナーズの阪神地区3チームで編成される。
東大阪市花園ラグビー場 第2グラウンドで13時キックオフ。『週刊ひがしおおさか』のYouTubeチャンネルでのライブ配信が予定されている。
NZUは現地での強化は以前ほどではないが、日本ラグビーの発展の近くにいつもいてくれたチームのひとつだ。
以前は代表クラスの選手たちもプレーし、日本代表と戦ってきた歴史もある。
2000年代になってからの来日チームにも、2009年のサム・ホワイトロック、2007年のアダム・トムソン、2003年のコンラッド・スミスなど、のちにオールブラックスで中核となった選手たちがいた。
ちなみにホワイトロックは、関東代表と全慶大に、それぞれ30-31、27-30と敗れ、トムソンは32-35でU23日本代表に敗れた。
スミスも早大に31-37と敗れている。
今回のツアーメンバーにビッグネームはいないが、年齢的にもバランスがとれた構成のようだ。
主将を務めるのは、元マナワツ代表(オタゴ代表もあり)のニック・グロガン。U20 NZ代表経験もあるPRで、29歳だ。
FW最前列には、NPC(NZ国内州対抗選手権)で活躍する選手たちがいる。
PRサム・レスターは昨年、オークランド代表でプレーした。HOテ・アリキ・テ・プニはオークランド大学クラブの主将を務めるリーダーシップを持ち、ベイ・オブ・プレンティ代表、オークランド代表でプレーをしてきた。
CTBのノア・フォスターもタスマン代表の実力を持つ。
今回のツアーがNZUデビューとなる選手が多いのも特徴だ(12人)。
HOハリソン・デーキンは爆発的な走力が魅力。LOアレフォシオ・エイホは昨年のU19 NZ代表だ。
FLのジョシュ・レッターは2022年のオタゴ地区のベスト・クラブラグビープレーヤーに選ばれている。
BKではSOのブレア・マレーが注目される。
スピードがあり、タックルも強い。ゲームブレーカーとして期待される21歳だ。
CTBアイザック・レオタとWTBテ・ウェヒ・ライトはそれぞれ28歳と30歳。豊富な経験がチームで生かされそうだ。
今回のツアー参加者の中で最年少は、18歳のクーパー・ロバーツだ。マールボロ・ボーイズカレッジを卒業し、カンタベリー大クラブに所属する。
線は細いが、189センチの長身を活かした大きなストライドで駆ける。
初夏の空の下、NZUと日本チームのの交流を観るのはいつも楽しい。
好ゲームを楽しもう。