海外
2014.07.29
兄とは別の道へ… スケルトン弟、NZでのプレーを選択
今季スーパーラグビーでワラターズの躍進に貢献し、オーストラリア代表デビューも果たしたシャイニングスターの大型LOウィル・スケルトン(22歳)だが、来年は彼の弟がニュージーランド人のハートをつかむかもしれない。
チーフスは28日、U20サモア代表として今年のジュニアワールドチャンピオンシップに出場したLOキャメロン・スケルトン(19歳)と契約を結んだと発表した。兄よりデカイ、身長205センチ、体重145キロ。ワラターズのU20スコッドメンバーだったが、サイズ、強さ、潜在能力に魅力を感じていたチーフスがアプローチし、キャメロンはスーパーラグビーを2回制しているこの強豪チームに移籍することを決意、デベロップメントプログラムで育成されることとなった。
スケルトン兄弟はサモア系で、ニュージーランドのオークランド出身。小学生の頃、家族でオーストラリアのシドニーに移住した。昨年、兄はオークランドを本拠地とするブルーズの誘いを断ってシドニーにとどまり、ワラターズでの活躍が認められてオーストラリア代表のジャージーをつかんだ。兄とは別の道を選んだキャメロンがチーフスで才能を開花できれば、次はオールブラックスが放っておくはずがない。
今年6月、U20サモア代表としてプレーしたLOキャメロン・スケルトン(Photo: IRB)