セブンズ
2013.07.02
2013年セブンズ界の顔はNZ勢 ミケルソンとマカリスターに最優秀賞
IRB年間最優秀セブンズ選手賞に輝いたティム・ミケルソン
(Photo: IRB / Martin Seras Lima)
ニュージーランドの男女ダブル優勝で幕を閉じたラグビーワールドカップ・セブンズ2013だが、当然のごとく、年間最優秀セブンズ選手賞も同国のスターに贈られた。
IRB(国際ラグビーボード)は7月1日、今年のセブンズ・プレーヤー・オブ・ザイヤーを発表し、男子はティム・ミケルソン(26歳)、女子はカイラ・マカリスター(24歳)が大賞に輝いた。
ミケルソンは2012−13セブンズ・ワールドシリーズでもコンスタントに活躍し、モスクワでのワールドカップ決勝では2トライを記録。昨季ワールドシリーズの得点王とトライ王であるダン・ノートン(イングランド)らを抑えての受賞で、男子ニュージーランド選手としては歴代5人目、昨年のトマシ・ザマに続くMVPとなった。
カイラ・マカリスターは、元オールブラックスであるSOルーク・マカリスター(現トゥールーズ)の妹。プロのネットボール選手だったが、2016年オリンピックで金メダルを狙うニュージーランドラグビー協会の『Go4Gold』スカウトキャンペーンにより、セブンズへの挑戦を決意したトップアスリートである。
女子のIRB年間最優秀セブンズプレーヤー賞が創設されたのは今年からで、受賞者リストの一番上に彼女の名が刻まれる。
3年後のオリンピックでも脚光を浴びるに違いないカイラ・マカリスター
(Photo: IRB / Paul Rudman)