国内
2021.04.11
身長172㌢、好調クボタで先発。海士広大に見る上位チームの「勝つ資格」
カツシカク。
2021シーズンのトップリーグ、リーグ戦終盤もラグビーの試合が面白い。これまでこのリーグを熱心には見ていなかったラグビー好きの皆さんも、「トップリーグ、面白いね」なんて言い合っている。前回までだっていい試合はたくさんあったが、今年は「あたり」の試合が多い。すべては高給取りの海外一流選手たちのおかげか。そうでもない。
たとえばスコアだけ見ると結構な大差になる試合も、前半は接戦であることは多い。ハーフタイム、この試合は後半、点差が開くかな? このままもつれて楽しいゲームになるのかな? それはチャレンジする側のチームのある違いによる。
カツシカク。
葛飾区ではなく「勝つ資格」。80分のうち60分くらいまでがんばれるか。実績のあるチームを向こうにそんな展開に持ち込めれば、最後まで見られる試合になるだろう。さらに上をいき、最後までどっちに転がるか分からない面白い試合にできるか、は、両チームに「勝つ資格」があるかにかかっている。
前節、4月3日のサントリーvsクボタは、33-26の7点差をクボタが最後まで獲りにいく熱戦になった。前半37分には、サントリーのリードは23-7になった。単に倍すれば56-14のゲームになる。しかし、この試合は違った。