W杯セブンズ開幕まであと100日! 日本は男女とも初戦がカギ
ロシアの首都モスクワで行われる「ラグビーワールドカップ・セブンズ 2013」の開幕まであと100日(6月28〜30日開催)となった。
プール分け抽選会は2月末に実施済みで、男子7人制日本代表は南アフリカ、スコットランド、ロシアと同じプールBで戦う。試合スケジュールがラグビーワールドカップリミテッドより発表され、男子ジャパンは初日の最終試合でスコットランドと対戦することになった。大会2日目は現地時間正午すぎに南アフリカと激突し、夜のラストゲームでロシア戦。全24チーム中、ベスト8以上を目指している男子7人制日本代表は、このプール戦で1位になるか、2位グループで成績上位2枠に入ればカップトーナメント準々決勝に進むことができる。
瀬川智広ヘッドコーチは、「最初の相手がスコットランドなので、十分に準備したアタックをぶつけたい。一方、プール最後のロシアは日本と同じレベルだけに、しっかり分析して勝たなければならない。プールが1試合と2試合の2日間に分かれ、一戦一戦休養を取りながら余裕を持って3試合を戦える日程は、日本にとってありがたい。試合スケジュールが決まったので、これから、試合間の時間の使い方などをシミュレーションして本番に臨む」とコメントを発表した。
一方、16チームが集う女子の戦いで、浅見敬子ヘッドコーチ率いる女子7人制日本代表はイングランド、ロシア、フランスという強豪揃いのプールDに挑む。
女子は大会2日目(6月29日)に幕を開け、日本女子は初戦でロシアと対戦(現地時間午前中)。同日中にプール戦すべてを消化する予定で、3時間後にイングランド戦、さらに3時間後にフランス戦というスケジュールになった。このD組で2位以上に入れば、翌日のカップ準々決勝進出となる。
浅見ヘッドコーチも気合十分。
「初戦の相手ロシアは、前回大会と同じ顔合わせで2月に大敗した相手。因縁を感じる。開催国だけに大声援の後押しを受け、日本は大きなプレッシャーを受けるだろう。そこで良いパフォーマンスをして勝てば一気に波に乗れる。初戦に集中して準備したい。プール最後のフランス戦はメイン会場のルジニキスタジアムで行われる。日本女子にとってなかなかない機会を楽しめるよう、そこまでの2試合で結果を出したい」
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http://www.irb.com/mm/Document/Tournament/Mediazone/02/06/58/57/RWCSevens2013MatchSchedule-dk4.pdf
【ワールドカップ・セブンズ 2013 女子スケジュール】
http://www.irb.com/mm/Document/Tournament/Mediazone/02/06/58/58/rwcsev-wom.pdf