海外
2020.02.08
悲劇のNZスター、マッケンジーが10か月ぶりに復帰! 流し目スマイルも披露
右ひざの前十字靭帯断裂により昨年のワールドカップ出場を逃し涙をのんでいたニュージーランドの若きスター、ダミアン・マッケンジーが、約10か月ぶりにフィールド復帰を果たし、ファンに元気な姿を披露した。
チーフスに所属するマッケンジーは2月8日、地元ハミルトンのFMGスタジアム・ワイカトでおこなわれたスーパーラグビーの第2節、クルセイダーズ戦に背番号15をつけて先発フル出場。25-15の勝利に貢献した。史上初の4連覇を狙うクルセイダーズに黒星をつけたチーフスは、開幕から2連勝となった。
世界で最もエキサイティングなランナーのひとりと称されるマッケンジーは、全盛期と同じような爆発力を見せるにはまだ時間がかかりそうだが、何度が鋭い走りを見せ、前半25分にはWTBソロモン・アライマロのトライをアシスト。後半30分には長距離のPGを任され失敗したものの、ゴールポストを見定めニヤリと笑う、おなじみの流し目のルーティーンで観客を沸かせた。
ニュージーランド代表“オールブラックス”のSO、FBとして21キャップを持っている24歳のマッケンジーは、今季スーパーラグビーでの活躍と、早ければ7月テストシリーズでのオールブラックス復帰が期待されている。