各国代表
2017.09.03
U20トロフィーで日本はカナダ下し連勝! フィジーはウルグアイに完敗

20歳以下世代の世界トップ12か国・地域が集まる「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ」への昇格を目指し、U20日本代表が着実に前進している。
ウルグアイで開催中の下部大会、「ワールドラグビー U20トロフィー 2017」に参戦しているU20日本代表は、現地時間9月2日にモンテビデオのエスタディオ・チャルーアでU20カナダ代表と対戦し、50−12で快勝。プールAで2勝0敗(勝点9)となった。
序盤から敵陣深くに入った日本は、PR安昌豪がピック&ゴーでインゴールにねじ込み先制した。
カナダの反撃に耐えると、19分にはスクラムでペナルティトライを獲得。
23分にはパワープレーで取り切り、28分にはモールから持ち出したFL佐々木剛がインゴールに押さえ、28−0で折り返した。
日本は後半早々、SO眞野泰地キャプテンの果敢なランで勢いづき、左サイドを細かくつないでFLファウルア・マキシがゴールへ駆けた。
その後、カナダにインターセプトされ失点したが、52分(後半12分)にはゴール前スクラムで優勢となったあと、近場を攻めてFLマキシがフィニッシュ。
終盤にはWTB古賀由教のスピードランから2トライが生まれ、快勝で、4日後のプール最終戦に弾みをつけた。
U20日本代表は現地時間6日、決勝進出をかけて、同じくプールAで2勝0敗のU20ナミビア代表(勝点10)と対戦する。
なお、優勝争いで日本のライバルになると目されていたU20フィジー代表は、プールBの2戦目で開催国のU20ウルグアイ代表に3−34と敗れ同組3位に後退し、決勝進出は厳しくなった。