国内 2016.08.18

ビジネスマンも走る! 丸の内仲通りでストリートラグビー体験会

ビジネスマンも走る! 丸の内仲通りでストリートラグビー体験会

ワイシャツ、革靴でプレーするビジネスマン。いい汗かきました





 8月17日、台風一過の好天の下、丸の内に楕円球が弾む。日本橋をはじめ、さまざまな場所で開催されてきたストリートラグビーの体験会が開催された。この体験会は22日まで開催中の「丸の内 SPORTS FES 2016」での体験イベントの1つとして実施されたもの。ほかにもフェンシングの体験教室が行われたり、常設でテニスのサーブスピードの測定、バスケットボールのフリースローチャレンジなどさまざまなスポーツが体験できる。



 ストリートラグビー体験会の会場となった丸の内仲通りは、多くのアパレルショップや飲食店が並ぶ通り。車道に設置されたグラウンドに多くの買い物客、観光客らも足を止めていたほか、ストリートラグビーを目当てにやってきた人もいた。また付近は多くの企業がオフィスを構えるビジネス街でもあり、体験会の参加者も、ワイシャツ姿のビジネスマンが目立った。なかには、実は学生時代にやっていたけれど、大学進学や就職を機にやめてしまっていた、という人も。話を聞いてみると、会社や地域で野球やフットサルなどは気軽に楽しめるものがあるが、ラグビーとなると、どうしてもケガやプレーのレベルなど気になり、なかなか機会がなかったそう。「普通のラグビーとは違うけれど、要素がしっかり詰まっている感じがします。ちょっとトレーニングみたいだけど(笑)」とも感想を聞かせてくれた。



 体験会を運営するストリートラグビーアライアンスは7月に一般社団法人として登記が完了。今週末となる20日には「まつり宮崎」のなかのコンテンツの1つとして、宮崎駅前で体験会を行うなど、ますます活動を加速させていくつもりとのこと。今後は未経験者への普及に加えて、今回の参加者に見られたような「ラグビー卒業生」の呼び戻しにもつなげたい意向もあり、そのための仕組みなども準備中だそうだ。近くホームページも立ち上げ予定とのことだが、最新の情報はフェイスブックのページで確認できる。




(文・撮影/野口弘一朗)


2


ルールの説明を聞く参加者。観客も含めて国際色も豊かだった

PICK UP