海外
2011.07.22
レフリー口撃のスタッド・フランセ指揮官チェイカに罰金226万円
欧州チャレンジカップを組織・運営する「ERC(European Rugby Cup)」は19日、今年5月20日の同大会決勝で敗れ、レフリー批判等を行ったスタッド・フランセ(フランス)のディレクター、マイケル・チェイカに対し、2万ユーロ(約226万円)の罰金を科したと発表した。
ハリクインズ(イングランド)相手に優勝カップを逃した決勝戦で、チェイカはハーフタイム中と試合後に、レフリーを侮辱するような批判を行い、主催者であるERCの従業員に対しても不快な発言をした疑いが持たれ、事情聴取を受けていた。
処分を下した独立懲罰委員会は、2013年6月30日までの期間中、彼がこれ以上の不祥事を起こさないことを条件に、罰金半分の支払いを一時停止することも決定した。
気短な性格が災いしたチェイカだが、レンスター(アイルランド)で指揮を執っていた2009年にはハイネケンカップを制して欧州チャンピオンに輝くなど、指導者としての評価は高い。オーストラリア出身であり、母国ワラタスの次期ヘッドコーチ就任が噂されている。