国内
2011.07.10
パナソニック vs. 神戸製鋼はPG合戦
太田市運動公園陸上競技場で9日、昨季ラグビートップリーグ王者のパナソニックが同5位の神戸製鋼と「東日本大震災復興支援チャリティーマッチ」を行った。
練習の成果を図る意味合いが強いとされるこの時期の試合にあって、両チームともペナルティゴール(PG)で得点を刻みあうなど、勝負にこだわった。終盤、昨季トップリーグのベストフィフティーンに輝いたFB田邉淳が2本連続でPGを決め、パナソニックが14-10で勝利した。
前年度のレギュラーの多くを負傷や日本代表の遠征で欠いたパナソニックは、若手が数多く出場。同部の中嶋則文監督は、「若手が成長した。もっと敵陣でボールを動かすところを見たかったが、サポートの反応は良かった」。神戸製鋼の苑田右二は「納得はしていない。ターンオーバーの(された)数、ハンドリングエラーの数、ペナルティーの数…。自分たちのスタンダードに達していない。そこができれば勝っていた試合だったと思います」と語った。
(文/向 風見也)