国内 2026.11.01

【リーグワン プレシーズンマッチ】東京サントリーサンゴリアス、FWの優勢生かし主導権を掌握。クボタスピアーズ船橋・東京ベイを突き放す

[ 編集部 ]
【リーグワン プレシーズンマッチ】東京サントリーサンゴリアス、FWの優勢生かし主導権を掌握。クボタスピアーズ船橋・東京ベイを突き放す
キックを効果的に使うゲームメイクが光ったサンゴリアスSO高本幹也(撮影:福島宏治)

■リーグワン プレシーズンマッチ
10月31日@クボタ船橋グラウンド(千葉)
【東京サントリーサンゴリアス 52-24クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

 リーグワン2026-27シーズンの開幕まで約1か月半となり、プレシーズンマッチが本格化してきた。10月31日には昨季準優勝のクボタスピアーズ船橋・東京ベイと同4位の東京サントリーサンゴリアスが、クボタ船橋グラウンドで対戦。セットピースをはじめFW戦で上回ったサンゴリアスが前後半で計8トライを奪取し、52-24で快勝を収めた。

 立ち上がりの10分はスピアーズの時間だった。開始早々にBKの左展開で外のスペースを攻略し、サポートしたLOメルヴェ・オリヴィエが先制トライをマーク。5分にも左大外でパスを受けたWTB松下怜央がタックラーを弾いて左中間に押さえ、12-0と先行する。

 しかしサンゴリアスもすぐに反撃。キックを織り交ぜた多彩なアタックで効率よく陣地を進めてチャンスを作り出すと、10分に相手ゴール前でテンポよくゲインを重ね、WTB安田昂平がフィニッシュ。14分には中盤の左ラインアウトからデザインされたプレーでショートサイドをブレイクし、WTB尾崎泰雅が中央に持ち込んで14-12と逆転した。

 その後もサンゴリアスはスクラムの優勢と防御裏への的確なキックを生かしてテリトリーで上回り、スピアーズにプレッシャーをかけていく。26分、33分とラインアウトモールを起点に2トライを加え、26-12でゲームを折り返した。

 ともに複数のメンバーを入れ替えて迎えた後半。まずはスピアーズが6分にゴールラインドロップアウトのリターンからレッドゾーンへたたみかけ、ペナルティトライをもぎ取る。さらにこのシーンがシニカルプレーと判定され、サンゴリアスのSH宮尾昌典にイエローカードが出された。

 苦しい状況となったサンゴリアスだったが、続くターンでタイトに体を当ててスピアーズの激しいコリジョンに対抗し、悪い流れを断ち切ると、12分にスクラムでペナルティを獲得。左コーナーへ蹴り出してこの日2本目となるラインアウトモールでのトライにつなげ、ふたたびスピアーズを引き離す。

 以降は互いにディフェンスで粘るシーンが続き、30分過ぎまでスコアが動かなかったが、ラスト10分の時間帯で力を発揮したのはサンゴリアスだった。

 34分、またも中盤スクラムのペナルティからゴール前のエリアに入り、ラインアウトモールを押し切る。スピアーズも38分にラインアウトモールでトライを返したが、サンゴリアスは41分にFB河瀬諒介のカウンターランを起点に攻め込み、そのまま仕留め切った。

 さらに続くキックオフレシーブから大きく切り返すと、最後は途中出場のWTBジェームス・ロウがクイックタップからポスト左にグラウンディング。最終的には52-24までスコアを伸ばし、サンゴリアスが快勝を収めた。

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