日本代表 2026.10.24

【女子日本代表】トライライン遠くウエールズに完封負け。テストマッチ100戦目を白星で飾れず

[ 編集部 ]
【女子日本代表】トライライン遠くウエールズに完封負け。テストマッチ100戦目を白星で飾れず
ブレイクダウンで苦しんだサクラフィフティーン。18歳のFL浅利那未(写真左)の連続試合トライは4でストップ(撮影:長尾亜紀)

■WXV Global Series 第3戦
10月24日@秩父宮ラグビー場(東京)
【女子日本代表 0-17 女子ウエールズ代表】

 ラグビー女子日本代表(世界ランク12位)は10月24日、秩父宮ラグビー場で女子ウエールズ代表(同11位)とのWXV Global Series第3戦に臨んだ。試合は前半35分に先制点を許すと、後半は2トライを奪われ0-17で完封負け。女子日本代表テストマッチ100試合となる一戦を、勝利で飾ることはできなかった。

 もどかしい80分間だった。アタックではハーフウエー付近のミドルゾーンから打開することができないケースが多発し、ボール争奪戦では相手の激しいプレッシャーに遭ってターンオーバーを許してしまう。北川俊澄ヘッドコーチは試合後、敗因をこう語った。

「ブレイクダウンで早く球を出して攻めることを1週間テーマとしてやってきたが、相手がかなりプレッシャーをかけてきて、ハーフがなかなかいいさばきができず、思ったアタックができなかった。ハーフタイムで修正の話をしたが、修正できずに80分を迎えたことが大きな敗因と考えています」

 テーマ遂行の起点を任されたSH津久井萌は後半32分にベンチに下がった。雨中の秩父宮で、ブレイクダウンで手こずったことを悔やんだ。

「ボールがスリッピーだったこともあり、しっかり握ってから投げたくて少し時間をかけてしまったのもありますが、2人目(のタックラー)まで剝がす練習はしていたが、3人目に対してのアプローチが最後まで修正できませんでした」

 決定機で得点を取り切れなかった。0-0の前半14分はPR北野和子がトライゾーンに飛び込むもグランディングならず。7点ビハインドの後半5分、17分は敵陣22m線内でのラインアウトからトライを狙うも、いずれもモールアンプレアブルに。トライ1つが遠かった。

 今夏に北川HCが指揮官となってから5戦5敗と白星が遠い。初陣のフィジー戦(9月4日)は3点差、アイルランドとのWXV Global Series第2戦(9月27日)は7点差での惜敗だった。このウエールズ戦も後半25分に追加点を奪われるまでは0-7と競り合っていた。拮抗した試合を勝ち切るには何が必要なのか——。主将のSH津久井が口を開く。

「大事なところでセットプレーのミスであったり、トライを取れるか(の場面での)サインのチョイス、プレッシャーの中での精度だったりが重要だと思うので、しっかりそこを詰めていきたいです」

 1週間後には熊谷でウエールズと再び相まみえる(WXV Global Series第4戦)。「まずはブレイクダウンに尽きる。どれだけ早い球出しができるかだと思います」と北川HC。今年最後の試合を白星で締めくくるためにも、課題をしっかりと修正して臨みたい。

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