国内 2026.09.09

【2026年度戦力分析・関西学院大学】求められる4年生の覚悟。

[ 編集部 ]
【2026年度戦力分析・関西学院大学】求められる4年生の覚悟。
小樋山樹監督、HO田中健太主将(Photo/Miho Noguchi)

[関西学院大学(昨季大学選手権 ベスト8/関西大学Aリーグ 3位)]

 3年連続で5勝2敗と関西で一定の地位を築いている関西学大だが、7季目の小樋山樹監督は危機感を口にする。「いまの学生たちは(’21年の)入替戦を知りません。なんとなく今年もいけるやろ、という雰囲気があります」。果たして4月の関関戦では10年ぶりに敗れ、関西春季Tは5位に終わった。求めるのは4年生の覚悟と厳しさだ。

 目標とする大学選手権ベスト4に向け、攻守ともにマイナーチェンジも施す。「工夫することも大事だけど、原理原則のところでもっと戦えるようにならないと」。その点では、全国で通用するであろうFWを押し出したい。

 日本代表PR大塚壮二郎④の出場可否は不透明だが、4人のU20日本代表組が競争を激化させる。特に3列の層は厚く、軸となるNO8成田龍のほか、野津啓生、ホルス陸人、林万一心と4年生FLがズラリと並ぶ。

 一方のBKは下級生が中心となりそうだ。「泥臭さが足りていないし、1年生が簡単に出ているようでは…」と指揮官は苦い表情を浮かべるが、「能力は非常に高い」と認める。SOでは矢守勇生①がケガから復帰の阪井優晃③と争う。昨季正司令塔の新井竜之介②はFBに回り、加藤秀悟①と競争中。CTBは髙萩誠人①が筆頭格で、渡部志道③やWTBも兼ねる南川祐樹①が絡む。不動のトライゲッター、WTB成田陸はまだ2年生だ。

 関西リーグでは春季T3位の近大、同4位の関西大と、いきなり上位校とぶつかる。序盤戦の良し悪しが成績に直結しそうだ。

(文/明石尚之)

※ラグビーマガジン10月号(8月25日発売)の「大学ラグビー主要3リーグ各校戦力分析」を再編集し掲載。掲載情報は8月18日時点。

<夏季練習試合 結果>※Aチーム戦のみ
8月19日 vs筑波大⚫︎26-80
8月22日 vs慶應義塾大⚫︎35-66

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