国内 2026.09.04

【2026年度戦力分析・摂南大学】スプリント強化に活路。

[ 編集部 ]
【2026年度戦力分析・摂南大学】スプリント強化に活路。
HO三羽了主将、瀬川智広監督(Photo/Miho Noguchi)

[摂南大学(昨季関西大学Aリーグ 8位)]

 昨季の関西リーグで全敗に終わった摂南大は、今季からトレーニング方法をテコ入れした。7季目の瀬川智広監督が説明する。

「これまではフィットネスを重点的に強化してきましたが、その分、身体を大きくするのが難しかった。われわれは留学生を除けば小柄なので、ゲインラインの取り合いでいかに加速して1回のパワー発揮を大きくするかを考える必要がありました。そこで、サッカーの前田大然選手のように、スプリント動作を繰り返す能力『RSA』を高めようと。GPSを導入して、意識も変わってきました」

 一方で新たな刺激には痛みも伴い、春はけが人が続出。幸い軽傷で済んだが、主力を欠いた関西春季Tの初戦では朝日大にまさかの敗戦を喫した。選手層の薄さは大きな課題だ。しかし、本来であれば下級生時から公式戦に出場した上級生が先発に名を連ねる。

 FW第1列は右から左に転向したPR織原鉄生、HO三羽了主将、PR門田雄之助と4年生が揃う。大阪府警や関西丸和との合同練習で、スクラムには例年以上の手応えがあるそうだ。バックローにも最上級生が君臨、FL大島優輝、NO8川北陽太が動き回る。

 BKでは、1年時から10番を背負った川上凌空④の存在が大きい。摂津高校出身のルーキー、松尾陸生をSOに抜擢して、川上を12番に据える可能性もある。CTB白栄優太④、FB前田晃明④らを経由して、いい局面で新たなトライゲッター、WTBテビタ・ラトゥ①にボールを渡したい。

(文:明石尚之)

※ラグビーマガジン10月号(8月25日発売)の「大学ラグビー主要3リーグ各校戦力分析」を再編集し掲載。掲載情報は8月18日時点。

<夏季練習試合 結果>※Aチーム戦のみ
8月18日 vs専修大○47-14
8月20日 vs流通経済大⚪︎38-29
8月25日 vs立正大⚫︎17-24

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