【ネーションズチャンピオンシップ】遠かったレ・ブルーの背中。日本代表、フランスの圧力に抗いきれず完敗。
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■ネーションズチャンピオンシップ第3節
7月18日@MUFGスタジアム(東京)
【日本 15-42 フランス】
世界の壁は高く、分厚かった。ネーションズチャンピオンシップのラウンド3フランス戦が7月18日、52,632人を集めたMUFGスタジアム(国立競技場)でおこなわれ、日本代表は15-42で敗戦。1勝2敗で南半球シリーズを折り返すこととなった。
ゲームは世界ランキング4位のフランスが貫禄を見せる形で始まった。開始2分、相手陣ゴール前でマイボールラインアウトのチャンスをつかむと、FWが強固なモールを形成。あっさり押し切って先制トライをマークする。
しかしジャパンもすかさず反撃。続くターンで相手陣に攻め込み、テンポのいい連続展開からペナルティを得ると、10分にFB松永拓朗がゴール前やや左のショットを通し3点を返す。15分には自陣でのキックレシーブからSO伊藤龍之介がカウンターアタックを仕掛け、左タッチライン際を攻略。フリーになったWTB石田一平が左中間に飛び込み、8-7と逆転した。
ただ、フランスが地力を示すのはここからだった。19分、中盤で獲得したペナルティを左コーナーへ蹴り出すと、ラインアウトモールを力強くドライブ。アドバンテージを取ったところで右へ展開し、FBマチュー・ジャリベールがポスト右に飛び込む。
さらに23分、右コーナーでのラインアウトからモールを押し切りグラウンディング。30分にも同じ形でトライラインに迫り、ラックから判断よく持ち出したSHマキシム・リュキュが左中間に飛び込む。ハイボールコンテストも前半だけで4度ダブルポゼッションを勝ち取るなど、テストマッチの焦点となる部分で上回ったフランスが28-8と大きくリードを奪った。
それでもジャパンはここで踏みとどまり、反撃に転じる。36分、接点で圧力をかけて相手陣に攻め込み、ゴール前でペナルティを獲得すると、タップキックからトライを取りに行くアタックを選択。HO江良颯→ラック→PR大塚壮二郎で狙い通りにねじ込んでトライを奪い、15-28と差を縮めて前半を折り返した。
ここから勢いに乗っていきたいところだったが、後半も先に追加点を挙げたのはフランスだった。3分、中盤で蹴り込んだハイボールを再獲得し一気に日本陣22メートル線内に攻め込むと、すばやくオープンサイドのスペースへ動かしてFBジャリベールがふたたびトライラインを超える。
11分にはまたも中盤のペナルティからフランスが相手陣深く攻め入り、ラインアウトモールを力強くドライブ。一気に押し切ってHOマキシム・ラモットがなだれ込み、チーム6本目のトライをマークした。
以降はスコアの優位性を生かしてフランスが余裕を持ってゲームをコントロール。ジャパンは相手陣ゴール前まで攻め込む場面を何度も作ったものの、相手の堅い防御網にあと一歩の前進を阻まれ、追加点を奪えないまま時計が進んでいく、
結果的にその後スコアは動かず、15-42でフルタイムに。フランスが格の違いを見せつける形で、前節のワラビーズ戦に続く2勝目を挙げた。ホームの地の利を生かしフランスから初勝利を狙ったジャパンだったが、厳しい現実を突きつけられる結果となった。




