【コメントで振り返るリーグワンアワード】変化したワールドカップへのマインド。上ノ坊駿介[コベルコ神戸スティーラーズ/新人賞]
激闘が繰り広げられたリーグワン2025-26プレーオフ決勝の翌日、6月8日にリーグワンアワードが開かれ、各賞の受賞者が発表された。
ここでは、アーリーエントリーで初の新人賞に選ばれたコベルコ神戸スティーラーズの上ノ坊駿介の声を紹介する。
——新人賞を獲りました。
あまり意識はしていませんでした。対象になるのを知らずにプレーしていたので。こうやって賞をいただけて光栄に思います。
——どれくらいから対象だと把握した。
Twitterかなんかで見て、「あ、そうなんや」と。
——自分のラグビーキャリアにどういう意味を持つか。
新人賞を獲った選手はみんな日本代表になっているという話を聞くと、嬉しいですけど、これからのプレッシャーにもなるのかなと思います。
——1学年上の選手も対象の中で受賞です。
そんなことを考えている余裕がないというか…本当に何も考えてなかったです。
はじめはサインを覚えたり、いろんなシステムを覚えるのに頭がいっぱいいっぱいでした。けど、最後のほうは自信を持ってプレーすることができた。頭はクリアだったかなと思います。
——1学年上にはスター選手もたくさんいました。
チームメートの(上村)樹輝さんや(植田)和磨さんがすごく活躍している選手がいる中で新人賞を獲れたのはすごく光栄に思います。
特に和磨さんとは小学生のときから知っていたので喋りやすかったです。神戸でのびのびとプレーできる要因でもあったのかなと思います。
——いっぱいいっぱいには見えませんでした。
本当にチームメイト、スタッフに助けられてここまでこられたと思います。
毎日いいアドバイスをいただいて、すごく成長ができたアーリーエントリーでした。
——成長できた点は。
天理ではフラットにアタックするのですが、神戸では「ためろ」と言われることが多いです。それをすれば良いプレーに繋がりますし、ワールドクラスのコーチ陣にいいアドバイスをいただけた。本当にアタック、ディフェンスともに成長できたと思います。
——いまどんな目標を持っていますか。
ワールドカップに出場したいと思います。
こんなに早くアーリーエントリーでプレーできると思ってなかったので、来年のワールドカップに向けてはあまりマインドセットをしていなかったけど、チャンスがあるなら頑張って掴みたいです。
——明後日の代表候補の発表はどういう気持ちで。
一応(代表の)対象になっていると思うので、ワクワクしますね。
——来年のワールドカップもチャンスがあれば、という思いに変わったのはいつごろから。
日々のリーグワンの試合に出始めて、この先頑張っていかないといけないと思いました。
最初は神戸でプレーすることに精一杯だったので、そんな余裕はなかったですけど、毎日試合をする中でパフォーマンスも上がってきたのかなと思います。
——試合に出続けた1年でした。
バイウィークがあったり、中日にオフがあったり、練習もどのくらい走るかはコントロールされていたので、肉体的な疲労は全然なかったです。精神的にも毎日が楽しかった。良いシーズンを過ごすことができました。
——来季に向けて伸ばしたいことは。
フィジカル、ランニングスキル…。もっとトライに繋げられた場面もあると思います。
常にいいパフォーマンスができるように安定した精度でやっていくことも課題だと思います。一貫性はよくレンズ(デイブ・レニーHC)からも言われていたので。
あまりポジションにこだわりはないので、(SOとFB)どちらでも自分のラグビーができたらと思います。
——コーチ陣が変わるが、不安はあるか。
不安よりも寂しさがあります。最後に優勝で終われて、いい思い出を作れた。
これから日本で活躍して、アントン(レイナーレブラウン)やアーディー(サベア)の耳に入るような選手になっていきたいです。




