東京サントリーサンゴリアスのPR垣永真之介が現役引退を発表。セレモニーはあの伝説の歌手へのオマージュ
東京サントリーサンゴリアスのPR垣永真之介が、今シーズン限りで現役を引退することを発表した。5月10日に秩父宮ラグビー場でおこなわれたレギュラーシーズン最終節のリコーブラックラムズ戦の試合終了後、スタジアムでみずから明かした。
この日はレギュラーシーズンのホストゲーム最終戦ということもあって、今年1月に今季いっぱいでの引退を発表していた流大と中村亮土のセレモニーが試合後におこなわれた。その後、「もう一つ重要なご報告がございます」というアナウンスが流れ、垣永がマイクの前に登場。詰めかけたファンの前で「今シーズンで私も現役を引退させていただくことにしました」と発表した。
「もう一度ラグビー選手としてやり直せなくてもいいと思えるくらい、たくさんの人に愛されて、たくさんの人を愛して、どんな景色よりも美しい、最高のラグビー人生をみんなにもらいました」と思いのこもったスピーチを語った後は、歌手の山口百恵さんがラストコンサートの最終曲として歌った『さよならの向こう側』を熱唱。そのシーンを再現するように、マイクとともにラグビーボールを置くパフォーマンスで締めくくった。
その後、ミックスゾーンで報道陣に対応した垣永は、引退を決断した時期について「2か月くらい前に、自分から『やめます』とチームに伝えました」と明かし、決断に至った経緯について「もう限界です。心身ともに」と語った。
セレモニーで山口百恵さんの歌を歌ったことについては、「引退すると考えた時に、21歳で芸能界を引退するなんてすごいなこの人、と思って。3年前くらいからこういう引退の仕方をしたいと思っていて、夢がかなってよかったです」と説明。「こんな大観衆の前で歌えることはなかなかない。最高の思い出になりました」と笑みを浮かべた。
なお社員選手のため、引退後は社業に専念する。サンゴリアスに携わるかはまったく決まっていないそうで、指導者になる可能性については「本格的なコーチはやりたくないです」と即座に否定して報道陣を笑わせた。




