国内 2026.05.01

【リーグワン】これぞ今季のリーグワン。最下位の浦安D-Rocksが首位埼玉パナソニックワイルドナイツを撃破!

[ 編集部 ]
【リーグワン】これぞ今季のリーグワン。最下位の浦安D-Rocksが首位埼玉パナソニックワイルドナイツを撃破!
流れを変えるトライをマークしたCTB松本壮馬©JRLO

■NTTリーグワン2025-26 D1 第17節
5月1日@秩父宮ラグビー場(東京)
【浦安DR 27-24 埼玉WK】

 順位や前節までの結果がどうであっても、何が起こるかわからない。それが現在のリーグワンだ。5月1日金曜日の秩父宮ラグビー場、試合前時点で勝ち点68の首位埼玉パナソニックワイルドナイツと、同12で最下位の浦安D-Rocksが激突したナイトゲームも、まさにそんな一戦となった。

 フラッグが真横になびくほどの強風の中、先にリズムをつかんだのは前半風下のワイルドナイツだった。開始7分、中盤の連続攻撃からバックドアでパスを受けたSO齊藤誉哉がラインブレイクすると、内側のサポートプレーヤーを巧みに使いながら約40メートルを走り切って先制トライをマーク。10分にもNO8ジャック・コーネルセンのビッグゲインを起点にゴール前へ攻め込み、FLユアン・ウィルソンがラックサイドを突いて12-0と先行する。

 しかしD-Rocksもここから強風を生かしたキックで徐々に流れを立て直すと、23分に中盤でのターンオーバーからCTB松本壮馬が一気に60メートル余りを切り返して反撃開始。27分にはゴール前10メートルの位置でのスクラムからNO8タマティ・イオアネが豪快なサイドアタックで突き抜け、14-12と逆転する。

 これで勢いに乗ったD-Rocksは、終了間際にもSO田村煕が右中間約40メートルのPGを成功。17-12として前半を折り返した。

 サイドが入れ替わった後半もD-Rocksの流れは続く。8分、中盤で粘り強くフェーズを重ね、右サイドをCTBサミソニ・トゥアが突破。外をサポートしたNO8イオアネが右中間に押さえ、リードを10点差に拡大する。

 思うようにペースをつかめない時間が続いていたワイルドナイツがようやく反撃に転じたのは16分だ。ゴール前で持ち前のフィジカリティを押し出して圧力をかけると、途中出場のSO山沢拓也が右コーナーのスペースへキックパス。LOエセイ・ハアンガナがインゴールで胸に収め、3点差に詰め寄る。

 続く23分にはゴール前の右ラインアウトからモールをドライブ。最後はBKまで加わってねじ込み、24-22と逆転に成功した。

 しかしゲームはこれで終わらなかった。その後、複数のピンチを背負いながらも懸命のディフェンスで踏みとどまったD-Rocksは、終了間際に得た中盤でのラインアウトから果敢にボールを動かして仕掛け、相手陣22メートル線付近まで前進する。

 80分が過ぎたことを知らせるホーンが鳴らされ、スタジアム中に「D-Rocks」コールが響き渡る中、SO田村が蹴り込んだDGは惜しくもバーに当たり跳ね返されたものの、転がるボールをD-RocksのCTBルテル・ラウララが確保。そのまま一気に攻め立て、トライラインに迫る。

 そして迎えた41分過ぎ、途中出場のFLリサラ シオシファがラックサイドを割ってインゴールへダイブ。土壇場で27-24とゲームをひっくり返したD-Rocksが首位を走るワイルドナイツを撃破し、第5節から続いていた連敗をついに「12」で止めた。

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