【スーパーラグビー】チーフスがクルセイダーズを制して開幕2連勝。今節から登場のレッズは20点差でモアナに勝利。

「スーパーラグビー・パシフィック2025」第2節は2月21日に2試合がおこなわれた。開幕2連勝をねらうチーフスとクルセイダーズが対戦。ブリスベンでは開幕節で試合のなかったレッズがモアナ・パシフィカを迎えた。
【チーフス 49-24 クルセイダーズ】
@FMGスタジアム・ワイカト(ハミルトン)
立ち上がりから攻勢を強めるチーフス。前半5分にトライライン前で得たペナルティからクイックタップで左に展開し、WTBエモニ・ナワラがトライ(G)。さらに11分のPGも決めてチーフスが10点を先行した。
追うクルセイダーズは左サイドの突破のフォローに走ったSHカイル・プレストンのトライ(G)で3点差に迫る。その後、互いに1T1Gを重ねて17-14のチーフスリードで前半を折り返した。
クルセイダーズは後半8分のPGで同点に追いつくが、ここからチーフスの攻撃が爆発する。
11分に右から左への広い展開でボールを受けたWTBレロイ・カーターがトライゾーンまで走り切り勝ち越すと、直後にもキックの再獲得からFLサミペニ・フィナウが左中間にトライ(G)。12点を勝ち越した。
その後もCTBクィン・トゥパエアの2本を含む、3T1G1PGを重ねたチーフスが49-24で大勝し、2連勝を飾った。
【レッズ 56-36 モアナ・パシフィカ】
@サンコープ・スタジアム(ブリスベン)
ホームのレッズは前半3分にラインアウトモールからのトライ(G)で先制。続けて8分にも左サイドからWTBフィリポ・ダウングヌがトライ(G)。さらに12分にもキックカウンターから右サイドを破りWTBティム・ライアンが中央にグラウンディングし序盤で21点を重ねた。
レッズはその後、イエローカードを3枚受けるが、モアナ・パシフィカからの失点を20分のアーディー・サヴェアのトライと前半終了間際のPGに抑え、21-8のリードでハーフタイムを迎えた。
レッズは数的不利ながら、後半4分にラインアウトモールでのトライ(G)で追加点を奪う。追うモアナは10分に左大外を走り切ったWTBソロモン・アライマロがトライ(G)。続く13分にも右からWTBカイレン・タウモエフォラウがトライゾーンまで走り、6点差まで詰め寄った。
ここからレッズは流れを戻す。18分にラインアウトからの展開でLOアンガス・ブライスがポールの左にボールを抑える。直後の20分にも左サイドのアタックからLOライアン・スミスが左中間にトライ(G)。リードを20点に広げた。
ここから互いに2T2Gを加えてフルタイムに。レッズが56-36で勝利し1勝目を挙げた。