国内 2024.09.22

【関西大学Aリーグ】3連覇中の京産大が圧勝発進。天理大も摂南大に苦しみながら白星スタート切る

[ 編集部 ]
【関西大学Aリーグ】3連覇中の京産大が圧勝発進。天理大も摂南大に苦しみながら白星スタート切る
豪快な突進を見せた京産大NO8シオネ・ポルテレ(撮影:早浪章弘)


 関西大学ラグビーAリーグが9月22日に開幕。花園ラグビー場の第1、第2グラウンドで第1節の4試合がおこなわれた。

 昨季関西リーグ3連覇を達成し、悲願の日本一へ意気込む京産大は、昨季8位の同志社大と対戦。開始3分にPGで先制を許したものの、6分にWTB福永然のトライで逆転すると、その後も優勢に試合を進め、41-3と大量リードで前半を折り返す。後半もCTBと入った辻野隼大らが8トライを挙げて同志社大を圧倒し、97-24のビッグスコアで順調なスタートを切った。

 4年ぶりの覇権奪回を期す天理大は、摂南大の気迫あふれるチャレンジに苦しんだ。前半2分にFL上ノ坊悠馬、9分にはHO寺西翔生がゴールラインを越え早々に12-0と先行したが、その後は追加点を奪えない時間が続く。後半も摂南大のひたむきなディフェンスに攻めあぐねる場面が多く、試合は拮抗。最終的には22-7でのフルタイムとなった。

プレーヤーオブザマッチに選ばれた天理大NO8パトリック・ヴァカタ(撮影:早浪章弘)

 この他、昨季3位と躍進した関西学大は関西大と激突。3分のHO平生翔大のトライなどで序盤から主導権を握り、計8トライを奪って49-17で完勝を収めた。また近畿大は立命館大に対し、前半35分までに40-0とリードする展開でゲームを支配。後半に反撃を許したものの、59-31の最終スコアで初戦を勝利で飾った。

【花園ラグビー場 第1G】
▽第1試合
摂南大 7-22 天理大
(勝点 摂南大:0点、天理大:5点)
<ムロオ Player of the Match>
天理大 8番 パトリック・ヴァカタ(4年)

▽第2試合
同志社大 24-97 京産大
(勝点 同志社大:0点、京産大:5点)
<ムロオ Player of the Match>
京産大 2番 李淳弘(4 年)

【花園ラグビー場 第2G】
▽第1試合
近畿大 59-31 立命館大
(勝点 近畿大:5点、立命館大:0点)
<ムロオ Player of the Match>
近畿大 13番 藤岡竜也(4年)

▽第2試合
関西学大 49-17 関西大
(勝点 関西学大:5点、関西大:0点)
<ムロオ Player of the Match>
関西学大 2番 平生翔大(4年)

<次戦日程>
・9月29日(日)天理大vs 同志社大@天理親里
・9月29日(日)摂南大vs 京産大@天理親里
・10月6日(日)近畿大vs 関西大@花園Ⅱ
・10月6日(日)立命館大vs 関西学院大@花園Ⅱ

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