【パリ五輪セブンズ】ニュージーランド女子が金メダル!東京2020に続く連覇達成。
王国が大舞台での強さを再び証明した。
現地時間の7月30日にサン・ドニのスタッド・ド・フランスでおこなわれたパリ2024オリンピックの7人制ラグビー(女子)の決勝戦でニュージーランド“ブラックファーンズ・セブンズ”がカナダに19-12で勝利し、2020年東京大会に続く2大会連続で金メダルを手にした。
3日間に渡りおこなわれたパリオリンピックの女子セブンズ。決勝には2020年東京大会の覇者であるニュージーランドと前回大会9位のカナダが進出した。
前半2分にNZのリシ・プリレーンが中央を突破し、約50メートルを走り切ってトライ。自らコンバージョンも決めて7点を先制した。
その後、5分にNZのポーシャ・ウッドマンウィックリフがカナダのチャリティ・ウィリアムズの頭部へのコンタクトによりシンビンを受け、2分間の一時退場処分を受ける。
1人少ないNZに対し、カナダは7分にクロエ・ダニエルズがトライとコンバージョンで同点に追いつく。シンビンが解消されたロスタイムにも、インターセプトからアリシャ・コリガンがトライを決めて、カナダが5点リードの12-7で前半が終了した。
後半1分、NZのミカエラ・ブライドが3人を抜き去りトライ。ティラ・キングのコンバージョンも決まり逆転に成功した。2点差でスコアが動かぬ中、6分にステーシー・ワーカの右隅へのトライでNZが5点を追加し勝利を手繰り寄せる。その後ノーサイドを迎え、最終スコア19-12でNZが“ゴールド・メダル・マッチ”を制した。
NZは7人制ラグビーがオリンピック競技に採用された2016年リオ大会で銀メダル、2020年東京大会で金メダルを獲得しており、3大会連続でのメダルとなった。
今回銀メダルを手にしたカナダは2016年リオ大会の銅メダル以来の表彰台に上がった。
3位決定戦“ブロンズ・メダル・マッチ”はアメリカとオーストラリアが対戦し、14-12でアメリカが制した。
日本はブラジルとの9・10位決定戦を38-7で勝利し、2016年リオ大会の10位を超えるオリンピック最高成績を残した。