日本代表も挑む「パシフィックネーションズカップ2024」　ファイナルシリーズは日本開催

　日本代表も参加して8月23日から9月21日に開催される「パシフィックネーションズカップ2024」の大会概要がワールドラグビーから発表された。本大会には日本代表（最新世界ランキング12位）のほか、フィジー代表（同11位）、サモア代表（同14位）、トンガ代表（同16位）、アメリカ代表（同17位）、カナダ代表（同21位）の6チームが参戦。2つのプールに分かれてホーム＆アウェイでプール内総当たり戦を戦ったあと、日本で開催されるファイナルシリーズに全6チームが集結し、順位決定戦をおこなう。

　日本代表はプールBに入り、8月25日にカナダ代表とバンクーバーで、9月7日にアメリカ代表と埼玉で対戦する。
　ファイナルシリーズの準決勝（9月14、15日）と5位決定戦は東京で、9月21日の決勝と3位決定戦は大阪で開催されることが決まった。
　スタジアム、キックオフ時間、チケット情報、テレビ放送予定については決定次第、日本ラグビー協会などから発表される。

　日本代表のエディー・ジョーンズ　ヘッドコーチは、「パシフィックネーションズカップは日本にとって非常に大切な大会です。定期的に強豪国とトーナメントを戦うことはラグビーワールドカップに向けた訓練となり、ラグビーチャンピオンシップやシックスネーションズと並ぶ、太平洋諸国にふさわしい大会となります。そして今回日本でファイナルシリーズが開催されることは、選手たちにとっては結果を伴う試合経験を積む場となり、また日本がラグビー大国である理由を世界に示す素晴らしいことであります」とコメントした。