サンゴリアスが報道陣に練習を公開。沢木敬介監督は「アグレッシブ・アタッキングラグビーを進化させる」と意気込み
リーグワンディビジョン1の東京サントリーサンゴリアスが9月29日、報道陣に練習を公開。トレーニング後には7年ぶりに復帰した沢木敬介監督と、この日新キャプテンに就任することが発表されたSH齋藤直人が記者会見をおこない、シーズンに向けた抱負を語った。
会見の冒頭で古巣に復帰した心境を聞かれた沢木監督は、「僕自身(選手、指導者として)20年サントリーにいましたし、外から見ていてサントリーらしいラグビーをやってもらいたいという思いはありました」とコメント。
続けて「才能ある選手はすごく多いし、そうした選手たちのポテンシャルを引き上げていかなければならない。そのためのプログラムをコーチ陣と作りながら、魅力のあるチームになっていくことを目指してやっています」とチームづくりの状況を述べた。
今季のスローガンを『GO FOR IT』としたことについては、「まさに“やってみなはれ”。リスクを恐れず挑戦する、新しいことにチャレンジするというサンゴリアスの根っこの部分」と説明。
世界的にラグビースタイルの均質化が進む中、「サンゴリアスは自分たちのオリジナルのスタイルを作る。アグレッシブ・アタッキングラグビーを進化させる」と意気込みを口にし、「もちろんラグビーではフィジカルが大事だけど、サンゴリアスは元々相手にさわられずにトライするという考え方を持っていた。今はディフェンスのシステムが高度化してそれが難しくなっていますが、ボールの動かし方という部分で自分たちのスタイルを作れると思う」と具体的なイメージを話した。
SH齋藤をキャプテンに決めた理由については、「W杯に向けてもう一段レベルアップしなきゃいけない選手。勝ちたいという気持ちも強い」。また合わせて、LOハリー・ホッキングス、FL/NO8箸本龍雅、CTB中野将伍、FB松島幸太朗の4人をバイスキャプテンに指名したことも発表された。
その齋藤は沢木監督に続いて会見に登壇。キャプテン就任を告げられた際の状況を、「敬介さんとの1対1のミーティングの時に、『チームのスタンダードを選手で作っていってほしい』と言われました」と明かした。
かつて在籍していた2022-23シーズンにも共同キャプテンを務めているが、当時については「うまくいかなかったことの方をよく覚えている」と回想。「その経験を教訓に、しっかりと学びながらやっていきたい」と抱負を述べ、「アグレッシブ・アタッキングラグビーというワードは変わらないけど、中身は進化していくと思っています。エリアごとにスマートに判断して試合を有利に進めていけるようにしたい」と自身の役割を語った。



