「ラグビーは複雑」。だからこそ、日本代表ベン・ガンターは「シンプルに意思統一」
8月もWOWOWでラグビー日本代表戦!
8/15(土)「オーストラリア vs 日本」独占生中継!
ラグビー日本代表のベン・ガンターはいま、育った国にいる。
この8月、対オーストラリア代表2連戦に挑戦中だ。8日は東大阪市花園ラグビー場で初戦に臨み、32-35と惜敗。世界ランクを10位から12位に落とした。
その後、渡豪し、捲土重来を期す。出身校のブリスベンボーイズカレッジがある、クイーンズランド州で調整する。
15日には、同エリアのタウンズビル郊外にあるクイーンズランド・カントリー・バンク・スタジアムで2戦目に挑む。世界ランク8位の強国から初勝利を狙う。
「前回は個人、チームとも勝つのを目指していて、歴史的勝利まであと一歩のところでの負け。フラストレーションはたまりました。ただ、随所に『もっとこういうプレーができた』といったレビューはできました。お互いに研究し合ってくることで、次戦はよりスタンダードが高まるでしょう。双方にとってよい試合になるはずです」
敗戦時は再三、決定機を逃した。リベンジマッチでは、敵陣22メートルエリアへ入ってからもボール保持、ハンドリング、サポートの基本を徹底したいという。
「一貫してチャンスは作れている。それを活かしきれていないところが、トップ5(前後)とトップ12の違いになっています。ラグビーは複雑です。それゆえ、どれだけシンプルに意思統一してプレーできるかに重きを置いています。戦術について話すことはできませんが、小さいところ(基礎)をどれだけ磨き上げ、調整し、遂行できるかに尽きます」
身長195センチ、体重121キロで28歳のFLは、ニューサウスウェールズ州のガナダーで幼少期を過ごしていた。
今度の試合会場については「おそらくエディー(・ジョーンズヘッドコーチ=オーストラリア出身)以外に行ったことがないのではないか」とし、「国際試合を通し、いろんな街に行けるのも楽しみ」。タウンズビルは2003年のワールドカップオーストラリア大会で日本代表が戦った舞台であり、27年に再びあるオーストラリア大会でジャパンはやや近隣のブリスベンスタジアムでフランス代表とぶつかる。
23年にフランスでワールドカップ初参戦のガンターは、現体制の主軸としてこう宣言する。
「タウンズビルの皆さんにも(スローガンに掲げる)『超速ラグビー』がどんなものかを見せ、楽しんでもらいたいです」
話をしたのは11日。練習後とみられるタイミングでオンライン取材に応じた。対戦相手に自身とゆかりの選手がいるかと聞かれ、とフランクに話した。
「昔、カーター・ゴードン(15日にSOで先発)の宿題を手伝ったことがある!ハリー・ウィルソン(主将でスターターのNO8)については、彼の兄をよく知っている。本人のことも、彼がおむつを履いていた年齢から知っているよ! …そう考えると、自分も年を取ったなぁと感じます」
当日、先のゲームに続き6番をつける。




