JR東日本グリーンウォリアーズ東葛が発足。大和田立「まずは恩返しがしたい」運転シミュレータには大苦戦
NECグリーンロケッツ東葛を引き継ぐJR東日本グリーンウォリアーズ東葛の発足式が7月20日、柏の葉公園総合競技場でおこなわれた。同チームの池田克弘代表が新体制の陣容を発表。社員選手は13人で、うち10人がNECからJR東日本への転籍、残る3人が出向で加入する。選手数は50人ほどの規模を目指しているということだ。
感謝を胸に一歩を踏み出した男がいる。出向でJR東日本の一員となったFL大和田立だ。帝京大から2014年にグリーンロケッツに加入し、社員選手としてプレ―。34歳のベテランは、「(転籍か出向か)選択肢を持たせてもらったのはありがたい。まずはJR東日本さんに恩返しがしたい」と思いを語る。新チームはキャプテンが決まっておらず、「チャンスがあれば、やらせていただけるならぜひやりたい」とも意気込む。
7月1日から始まった約2週間の研修がひと段落した。「今は各駅を回ってあいさつをして、名前を売り込んでいます」。担当駅は決まっていないが、所属する松戸事業本部の管轄である常磐線が勤務エリアとなる。
池田代表は社員選手の業務について、「1週間に1回程度、改札等、お客様の目に触れるところに立っていただこうということで計画しております」と説明した。そんな中、大和田は「長く勤めるのであれば、運転士さんにもなりたいなと思います」と展望を語る。しかし、すでに洗礼も浴びたようだ。
「(運転)シミュレータがあったので、一番に『やらせてください!』と言いました。めちゃめちゃ難しくて『これはちょっと大変だな…』って。ブレーキのタイミングが難しく、15メートルくらいオーバーしちゃって」
グリーンロケッツは昨季(2025-26)、ディビジョン2を4位(8勝6敗/勝ち点39)で戦い終えた。発足式ではJR東日本の喜勢陽一社長が「ディビジョン1に進むんだという決意を皆さんにお約束いただければ」と宣言。駆け付けた約1200人のファンによる拍手がこの日最大のボリュームとなったことは、大和田の耳にもしっかりと届いている。
「来年はワールドカップもあるのでチームから日本代表選手が出ること、そしてディビジョン1(昇格)。応援してくれた人に恩返しをしたいです。新しくなったチームなので、団結力が勝敗につながる。団結力を高めて勝利につなげていきたい」
NEC我孫子事業所にあった練習場が引き続き拠点となる。リーグワン開幕は12月12日。慣れ親しんだグラウンドで、JR東日本グリーンウォリアーズ東葛の一員として、新シーズンに向けて準備を進めていく。




